同窓会

先週末に、高校の同窓会があり、出席しました。

本当に懐かしい顔ぶれで、

当時お若かった先生方も還暦だったり

時の流れを感じながらも、昔に戻ったような温かいひと時を過ごしました。

学校生活で得たものは、勉学以外のものの方が大きかったな。

改めてそう思います。

 

さて、その同窓会でヨガの話になりました。

ヨガにはまっている人もいたのですが、

気になったのは、挫折した、という人が何人もいたこと。

「カラダが硬くてレッスンのポーズについていけない」

そんな意見があり、とても残念でした。

 

ヨガの目的はポーズを取ることではありません。

ポーズを通して呼吸しやすい身体を作り、

自分の中の汚いもの、醜いものを手放して心と身体が楽になること。

それがヨガの目的です。

 

だけど、ポーズの見た目だけを追求するヨガインストラクターの

なんと多いことか。

ポーズをとりたいお客様が多いことも事実ですが、

ポーズだけ見た目的にこなして難易度を上げていくと

いつか必ず体に支障をきたします。

そして何より、

他の人や過去の自分とさえ比較せず、今の自分を受け入れる

そこから生まれる幸せ

そういう本当に大事なことが伝わらないなら

ヨガはただのストレッチ、体幹トレーニングになってしまいます。

 

まあ、そういう私も

レッスンではあまり説教めいたことは言わないんですけどね。

だって自分がまだ道半ばだから、偉そうに言える立場じゃないんです。

 

でも、レッスンを続けていくうちに

なんとなくそういうことが伝わっていればいいかなと

思っています。

 

旧友とのヨガ談義で感じたことを

書いてみました。