ヨガの教えに
アヒムサー
というものがあります。
非暴力、と訳される言葉です。
周りの人や物を傷つけないで、しなやかに生きていく
この言葉に惹かれてヨガの世界を深めていく方も多い、大事な教えです。
なので、動物を殺さないという意味でヨガをする人にはベジタリアンが多いです。
ですが、私はベジタリアンではありません。
美味しいお肉も食べたいし、こどもたちにも食べさせたい。
身体にも必要なものだと思って、食べています。
だけど、動物を殺すことは最小限にしたい。
さらに、残酷に殺すことはしたくない。
動物園用のイルカ漁について、最近話題になりました。
捕獲の方法が残酷だということらしいです。
北欧のある国では動物園の肉食動物のえさのウサギを撲殺してからやるらしいです。
・・・残酷って、なんなんだろう。
いつも私たちが食べている豚や牛が電気ショックで殺されているのは残酷ではないのか?
哺乳類のクジラやイルカはダメで、魚はOK?
じゃあ、虫は?植物は?
どこにも、明確な答えや、線引きはありません。
異文化への無理解や、自己主張の押し付けで騒いでいるのは、人間だけ。
野生動物は必要な分だけ狩りをして、食べています。
雑食動物として、他の動物の命を食べて生きていかなければならない
それを罪と呼ぶなら、その罪は受け止めて生きなければならない、と思います。
かわいそう、と思うのは、偽善のような気もするし
でもスーパーに並んだ山のような食品をみると、罪悪感をぬぐえない。
どうすればこの罪悪感から逃れられるのでしょうか。
奪った命はありがたく、感謝していただきたい。
まずは、必要な分だけ作って、全部いただく。
今私にできるのは、これくらいです。
食べる、ということについて、考えてしまうこの頃です。
みなさんは、どう思いますか?
コメントをお書きください
nana (土曜日, 30 5月 2015 22:05)
食に関しては、考えたら出したら抜け出せなくなるわ。
動物を殺すのはかわいそうだからと菜食主義になる人の気持ちも分かるけれど、植物にも命があって、ただ人間に通じる声は出さないだけなんだよ。という気もするし。
食事は、「いただきます」から始まり、命あるものをありがたくいただく。だから、子供達がお箸を持った手でふざけていたり、ご飯で遊ぶしぐさを見せたら、容赦なくしかるわ。
動物にしろ植物にしろ、命あるものをいただき、自分たちが生きていく。毎日毎度、感謝です。
yogamomo (日曜日, 31 5月 2015 20:20)
nana
本当に、同感。
ありがたく、感謝していただくというのが唯一できることかもね。
我が家も食事でのふざけは禁止。
アフリカのこどもたちが食べられないことも含めて言い聞かせてるよ。
感謝の心、忘れないでいたいです。