母乳育児

偽母乳を売っていた業者があるというニュースを見て、

私が授乳していた頃を思い出しました。


もう7年も前になりますが、その頃から世間では母乳信仰が強かったです。

長男を生んで、始めの1ケ月くらいは完全母乳だったような気もしますが、

だんだん量が足りなくなって、ミルクと混合するようになりました。

でも、授乳指導の助産師さんとかが、絶対母乳派で、

「母乳が出ないのは努力が足りない」

というようなことを言うんですよね。

すっごく傷つきました。


でも、母乳が足りないことで、

母親失格の烙印を押されたような気持ちになったことも事実。

こどもを生んだら当然母乳が出ると思っていたけど、私はあまり出ないんだ…

もし、ミルクのない時代に生まれていたら、この子は死んでたかもしれない。

生物として、自分が失格のような気になりました。


だから、二人目の時に完全母乳で一年を過ごし、無事に卒乳できたときは、

正直その思いを挽回したようでホッとしました。


溢れんばかりの母乳を与えてこそ育児!

みたいな風潮。

母乳を飲んでない子は成長した時に非行に走りやすいだの

アレルギーになりやすいだの


言っておきますが、そんな統計はありません。

母乳とミルク、どちらを飲んでも子供は健康に育ちます。

どちらを飲んでもアレルギーの子はいるし

発達障害の子もいる

そして何より、みんなすくすく育っているのです。


本当に、母乳育児に追い詰められているママたちに言いたい。


どちらでもいいのです。

大事なのは赤ちゃんをしっかり抱っこして、

しっかり見つめながら授乳すること。


スマホいじりながら授乳とか、もう論外です。


「ちゃんとあなたをみているよ」

ということが赤ちゃんに伝われば、授乳はオッケー☆


育児はスタートしたばかり。

卒乳してから、もっといろんなことがありますから、

ホント、どうでもよかったな、って、絶対後から思う時が来ますよ☆